Googleの検索エンジンの仕組みを理解する

Googleの検索エンジンのアルゴリズム(検索エンジンの順位付けを行うプログラム)は、正式に公開されていません。
よって、インターネット上では、SEO対策として様々な情報が飛び回っています。
情報の中には、SEO対策として有効なものがあれば、間違った情報も流れていることでしょう。
最も信頼できる情報の発信は、Googleウエブマスター向け公式ブログ(https://webmaster-ja.googleblog.com/)と言われています。
もちろん、Google社が発行しているブログなので、間違った情報は出せません。
インターネットで出回っている情報は、Googleウエブマスター向け公式ブログを情報源として、出回っているケースが多いと言っても間違いないでしょう。

 

Google 検索と相性の良いサイト運営: 5 つの基礎ポイント

Googleウエブマスター向け公式ブログに、Google 検索と相性の良いサイト運営を行う上での 5 つの基礎ポイントについて記事がありましたので紹介します。
2012年の記事で、少し時間が経過していますが、Googleが掲載している基本的なポイントなので、この方針は変わることがなく、ホームページを制作・運用するうえでは最低限、抑えておきたいポイントではないでしょうか。

1.質の高いコンテンツを提供しよう

「質の高いコンテンツ」とは、ユーザー(顧客)にとって役立つ情報が提供されてる状態です。
そして、検索エンジンのクローラー(Googlebot など) に対してもわかりやすい形で整理し、提供することが重要となります。

2.適切なページ タイトルを付けよう

ページの内容を効果的に伝えるタイトルを設定し、サイトの訪問者と検索エンジンの双方に伝わりやすいようにします。
具体的には、設定したページタイトルは「titleタグ」で記述します。

3.description メタ タグを設定しよう

description メタ タグ とは、Google やその他の検索エンジンにページの概要を伝えるもので、Google 検索ではスニペット(検索結果ページでタイトルの下に表示されるテキスト、説明文)の情報として利用する可能性があります。

4.URLの構造を改善しよう

URLの構造として、トップページに各テーマごとにカテゴリー化して、各ページが紐付いている状態がベストです。
利用者目線では、カテゴリー別に分類されているが、URL(システム上)は、多くのページがトップページに紐づいたりして、Googlebotから、わかりづらい・利用しづらいWebサイトと評価される可能性がある。

5.ナビゲーションをわかりやすくしよう

サイトのナビゲーション(ページ間の誘導経路)をわかりやすくする必要があります。
ナビゲーションの設定としてまず最初にお勧めするのは「トップページからそれぞれのページにスムーズにたどり着けるか」ということを確認してみることです。そして、サイトマップ(HTML 形式、XML 形式 両方)や パンくずリスト を作成することで、ユーザーにとっても Googlebot にってもサイトの構造をわかりやすく示すことが可能です。

※Googleウエブマスター向け公式ブログの内容から抜粋して、編集して加工して掲載します。
出典:NPO 向けサイト クリニックを実施しました
(https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/siteclinic.html)

 

良質なサイトとはをつくるための25のチェックリスト

Googleウエブマスター向け公式ブログに、良質なサイトを作るためのアドバイスということで25項目が掲げられています。
ホームページ制作・運用を始める前には頭の片隅には、入れて置きたい内容です。

1.あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
2.この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
3.サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
4.あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
5.この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
6.このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
7.この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
8.同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
9.コンテンツはきちんと品質管理されているか?
10.この記事は物事の両面をとらえているか?
11.このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
12.次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
13.コンテンツが外注などにより量産されている
14.多くのサイトにコンテンツが分散されている
15.記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
16.健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
17.サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
18.記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
19.記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
20.ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
21.記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
22.記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
23.記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
24.ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
25.このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

※Googleウエブマスター向け公式ブログの内容から抜粋して、編集して加工して掲載します。
出典:NPO 向けサイト クリニックを実施しました
(https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html)