事業承継を実現すると決めて、詳細な事業承継計画を立てたにも関わらず失敗することがあります。
その原因を深く突き止めていくと、経営者や後継者など、それぞれのプレーヤーの中に「心の葛藤」があるからではないでしょうか。

経営者自身で、事業承継を実行しようと決めたにも関わらず
・自分は、健康なので、まだまだ働き続けられるのに・・・
・長年に渡って働き続けてきて、引退後に何をしたらよいのか分からない・・・
・後継者に事業を引き渡して、上手くやっていけるのだろうか・・・
・自分でないと出来ない仕事があるのに去ってしまったら後ろめたい気持ちがある・・・
など、心の片隅にある不安な気持ちがトラブルを生み、事業承継の実現を妨げてしまうのではないでしょうか。

事業承継の実行している最中は、環境の変化が生じることから、精神的に不安定に陥りやすいのです。そんな時に必要となるのが、あるべき姿に導いてくれる伴走者の存在なのです。

事業承継時には、しがらみのない第三者を入れて、親身になって話しを聞いてくれたり、中立的な立場で適切なアドバイスをしてくれる専門家が必要なのです。