1.キーワードの選定
SEO対策の最初の一歩が、キーワード選定です。
SEOでは「どのキーワードで上位を狙うのか」というキーワード選定が最も重要となります。
SEOが成功するかは、キーワード選びにかかっていると言っても過言ではありません。
サイトテーマに合致した様々なキーワードをリストアップ
サイトと関連性のある色々なキーワードをリストアップしていきます。
ポイントは、クライアント目線になって、お客様が実際に商品やサービスを購入する際に、どのようなキーワードで検索するのかという視点でリストアップしていくことが重要です。
自力ではリストアップできないことや、想定しないキーワードで検索されることがあるので、次の方法で調べることも効果的です。
1)キーワードツール
メインキーワードに関連する語句や複合語などを調べることができます。
例:https://keywordtool.io/jp
例:https://www.related-keywords.com/
2)競合他社のキーワードやタイトル、ディスクリプションを調べる
競合他社のサイトを開いて右クリックをすると「ソースページ」を表示することができます。
検索で「keywords」と入力すると「”keywords” content=”○○○”,”×××”,”△△△”」の一文がある場合があります。
この「”○○○”,”×××”,”△△△”」が、競合他社が狙っているキーワードとなります。
また、検索結果に表示されるタイトルやディスクリプションを参考にするのも良いでしょう。
3)Google SearchConsole
Google SearchConsole(https://search.google.com/search-console/welcome)を利用することで、自社のサイトが検索結果で表示された回数、クリック数を確認することができます。
自社では想定されていなかったキーワードで、自社のサイトが検索結果で表示されていることが意外とあります。
※Google SearchConsoleを利用するには、サイト登録が必要です。
2.タイトルタグ、メタルタグ、hタグ、alt属性タグなどの調整
キーワードの選定を行ったら、次は、ホームページにキーワードを落とし込みます。
検索されるホームページにするためには、タイトルとメタタグにキーワードを落とし込むことが効果的です。
1)タイトルタグ <title>~<title>
タイトルタグは、検索結果のタイトルとして表示される重要なタグです。
ポイントとしては、次の通りです。
・キーワードを入れる
・同じキーワードをあまり繰り返さない
・32文字以内にまとめる
⇒検索結果として表示されるタイトルが32文字ぐらい迄だからです。
タイトルが途中で途切れても構わないという前提なら、オーバーしても構いません。
・検索者に分かりやす簡潔な文にする
2)メタタグ description
検索結果の説明文に採用されます。
キーワードで検索した人が一番最初に読む文章になります。
キーワードを織り込んだ魅力ある文章を設定します。
100文字程度の文章が推奨されますが、スマートフォンは50文字前後が表示されます。
前半の50文字程度で概要が分かるようにする必要があります。
3)<参考>メタタグ keyword
メタタグに”keyword”というのがあります。
これは、サイトのキーワードを記述するために用意されているタグですが、現在では、SEOにプラス影響しないタグと言われています。
競合するサイトを調査する際に、競合サイトが何のキーワードを意識しているのか確認するには、有効かもしれません。
4)見出し(hx)タグ ~
以前は、見出しタグにキーワードを極力入れた方が効果があるとされてました。
現在は、文章に自然な流れでキーワードが入るのは良いが、無理やり全てのタグにキーワードが入っているのは逆に不自然なので、マイナスになる場合があります。
ポイントとしては、次の通りです。
順序の規則性を矛盾しない
⇒<h1>、<h2>、<h3>・・・
無理なくキーワードを入れる
⇒<h1>には必ずキーワードを入れるが、その他は自然の流れで必要があれば入れる程度に留める
5)aitタグ<img~alt=””/>
画像ファイルで、利用者にとって分かりやすい画像ファイルを表示していても、Googlebotが理解できなければ検索結果に影響されません。
画像ファイルには、必ずalt属性タグを設定しましょう。
WordPressで設定する場合は、【代替テキスト】欄に入力することで、alt属性を設定することができます。
3.キーワードの適切な配置
1)キーワード出現率(密度)
キーワード出現率とは
1ページの文章中にある単語の総数に占める「キーワードの割合」のことです。
3%~7%程度が適切とされています。
これ以上だと、ペナルティのリスクが高まると言われています。
<参考>
キーワード出現率は、SEOチェキ(http://seocheki.net)サイトで調べることができます。
2)キーワード突出度
キーワード突出度とは、キーワードがページの中で、「どのぐらい目立っているか」、どの場所に配置されているかです。
例えば、「事業承継」ということばを目立てさせたければ、どれでしょうか。
A:「○○○○○○○○○○○○○○○○事業承継」
B:「○○○○○○○事業承継○○○○○○○○○」
C:「事業承継○○○○○○○○○○○○○○○○」
答えは、「C」です。